ドックフード 健康・しつけ

【安全・安心】ドックフードについて知っておくべき事まとめ

ドックフードについての情報はネットにあふれ、嘘・間違った事・明らかにアフェリエイト目的の信用ならないサイト、と正しい情報をどこから得れば良いのかわからないと思います。今回ドックフードについてややこしい表記・まぎらわしい表現などをまとめてみました。

私のドックフードに関する見解

まず私の意見として『100%良いと断言できるドックフードはない』そう思っています。同一犬種であっても性格には個体差がありますし、飼育環境も異なります。

運動嫌いのワンコとドックランで走り回っているワンコ、同じフードが最適とは思えません。これが正解というものではなく、その子に合ったものを飼い主が考えてあげる事が重要と考えております。

グルテンフリーとグレインフリー

グレインフリーとグルテンフリー、良く似た言葉でこれを混同している人結構いると思います。

グルテン=小麦など麦類に含まれるたんぱく質

ドックフードにおいては小麦が入っていない、そう解釈して良いと思います。

グレイン=穀物

グレインとは穀物の事です。ドックフードに使われている原料としては『トウモロコシ』『米』『小麦』などが該当します。

グレインフリーとはつまり穀物を使用していないという意味でグルテンフリーよりも制限している範囲は広くなります。

このグルテンフリー・グレインフリーのメリットとしてよく言われているのが

  1. アレルギーの防止
  2. 犬は本来肉食、穀物を消化しにくい
  3. 肉の代替として使われている

だいたいこんな理由です。

しかしアレルギーは穀物だけに発生するわけではありません。むしろ肉類の方が多いはずです。

さらに消化しにくいのは事実ですが、小麦など穀物に多く含まれる炭水化物(デンプン)はドックフードの製造過程でα化されますので消化吸収されます。

これについては学術論文でも発表されていますので気になる方は調べてみてください。

※α化は人間で言うと、生の米そのまま食べないですよね?炊飯器で炊くと食べやすく吸収しやすくなります。これがα化です。

これらから別にグレインフリー・グルテンフリーにこだわる必要があるのかな、とちょっと疑問です。例えば『小麦がアレルゲン』と明確にわかっているなら話は別ですが、そうでないなら気にしなくて良いと思います。

酸化防止剤(BHA・BHT)

これら酸化防止剤の使用も危険と良く言われていますね。特にBHAに関しては発がん性物質として良くないもの、そういう評価であることが多いと思います。

このBHAですが過去に名古屋市立大学の研究チームが発がん性があると発表。食品への使用の是非を協議。そこで欧米から広く使用されているものでありと使用禁止の流れにストップがかかった。そういう経緯があります。

この一連の流れが非常に印象を悪くしている気がします。

たしかに多量に摂取すれば発がん性の危険があるとは思います。ただこの名古屋市立大学の研究は人間が一日に摂取しても問題ないとされる量の2,700倍がラットに投与され得た結果です。

個人的には油が酸化したものを食べさせる方が危険と考えています。

どうしても人工の酸化防止剤に抵抗がある方は『マリーゴールド抽出物』『トコフェロール』これらが天然由来なのでそちらを選びましょう。

ただし酸化防止の効力は化学合成品には劣ります。

余談ですが、油の酸化って本当に良くないのでフードの開封後は出来ればジップロックのようなもので密閉した方が良いですよ。

獣医師監修

獣医師監修、これで盲目的に良いもの、そう思ってしまう人いませんか?

はっきり言います。獣医は栄養学について詳しくありません。獣医が詳しいのは病気に関する事です。

私自身は獣医師ではありませんが、獣医と一緒に働いていたことがあるのでそれは断言できます。

もちろん自身で動物栄養学について研究されている獣医師もいるかもしれませんし、情報を得やすい立場ではあるので一般の人よりは詳しでしょう。しかし専門家ではありません。

人間だってそうですが、そこらの町医者に健康な食事についてまともに回答返ってくるとは思いませんよね。

ネットで良く見る獣医師監修、あれは広告の一種です。

ただし病気で療養食が必要な場合、これは獣医師の指示に従いましょう。おそらくヒルズかロイヤルカナンを勧められると思います。

無添加

無添加ドックフードもよく見かけますね。これについて知っておいた方が良い事があります。

それは『キャリーオーバー』という逃げ道

このキャリーオーバーとは『原材料中には含まれるが、次にその原料を用いて製造される際には使用せず、原材料中に含まれる添加剤が微量な場合表示しなくても良い』というもの。

分かりやすくフィッシュミールで説明しましょう。

低アレルゲンの原料として魚(フィッシュミール)を使用しているフードって結構多いと思います。

フィッシュミール、世界で使用されるほとんどが南米(チリ・ペルー)で生産され、船で輸出されます。その輸送時には酸化防止剤のエトキシキンが添加されます。これ知らない人が多いですが、エトキシキンを添加する事は国際法で決められています。

※酸化防止剤使わないと酸化して発火するため

で、そのエトキシキンが添加されたフィッシュミールを原料にドックフード製造する場合、表示にエトキシキンと記載する必要がないって事ですね。

このように原料由来の添加物については表示上からはわかりません。つまり無添加と記載されていても完全に無添加かどうかはわからないのです。これは人間の食品にも同じことが言えます。

AAFCO基準クリア

AAFCO( The Association of American Feed Control Officials )とは米国飼料検査官協会の事で、ペットフードの栄養基準などを制定ているアメリカの団体です。日本ではアフコと呼ばれます。

このアフコが制定している栄養基準が世界的な基準値になっていおり、日本でもペットフード公正取引協議会はこの基準を採用しています。

ちなみに総合栄養食という表現、これは総合栄養食と水を食べておけば健康を維持できるという意味なのですが、その総合栄養食と証明する基準としてアフコの数値を採用しているようです。

ですが、アフコの基準とはあくまでも数値上の事だけで原材料が何かは言及していません。

例えば粗タンパク22%以上、この基準をクリアしようと思えばタンパク源として肉でも魚でも大豆でも何でも良いわけです。

何なら濃縮大豆タンパクといった精製した原料を使用しタンパク調整する事も可能、何とでもなってしまうわけです。

アフコの基準をクリアしているから良い、そう思うのではなくあくまでも基準であるという事を覚えておきましょう。

最後に

他にもややこしい・まぎらわしい表現はたくさんありますが、良く見かけるのはこんな感じでしょうか。

読んで頂くとわかると思いますが、100%良いドックフード、そういうものは無いと思います。

何度も言いますが、大事なことは自分の愛犬に合ったものを考えてあげる事です。そういう意識があれば普段の様子もよく観察するようになり、体調の変化などにもいち早く気づくことが出来るでしょう。

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