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ドックフード

ニュートロナチュラルチョイス(チキン&玄米)は安全なドックフード?プロ目線で徹底解説

今回はドックフード『ニュートロ ナチュラルチョイス(チキン&玄米)』について。このドックフードはペットショップなどでも販売されて見かける機会も多い。気になっている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

 

またこのドックフードには小型犬用はもちろんですが、中型犬〜大型犬用も販売されています。粒の大きさ、配合内容等含め違いも気になるところですよね。

 

我が家には小型犬(ミニピン、イタグレ)と中型犬(ウィペット)がいますので、今回は両方購入してみてその使用感、成分表示表から安全性など解説していこうかと思います。

 

ちなみにタイトルに『プロ目線』とありますが、私は10年以上飼料メーカーに勤めていた経験があり、配合設計を嫌と言うほどやってきました。なので成分表示表の見方は熟知していますのでご安心下さい。

 

※そんな私が安全なドックフードとはどう言うものか?それについて詳しく記事書きましたので、興味がある方はこちらも読んでみて下さい

結論から言うとニュートロナチュラルチョイス(チキン&玄米)はコスパの良いドックフード

まず結論から言うとニュートロは小型犬用・中型犬〜大型犬用共にコスパの良いドックフードと言えます。

 

チキン生肉を主体として、玄米が続きます。玄米はビタミン・ミネラルが豊富ですし、食物繊維が多い。やや消化しにくい難点がありますが、ドックフードに含まれる米類のデンプンは熱処理加工でα化されれますので、健康なわんこなら特に心配する必要はないかと思います。

 

米のα化とは

炊飯器で炊く前の生米の状態がβデンプン。腐りにくいが消化しにくい。米を炊くとデンプンはα化するので消化吸収しやすくなる

 

また酸化防止剤はトコフェロールとローズマリー抽出物が使われており、これは天然由来のもの。他にも着色料、化学合成物は使われていません。

 

価格帯ですが、私が購入した時点では3kg包装の商品で小型犬用:1,012円/kg、中型犬〜大型犬用:1,065円/kgです。(ちなみにAmazonにて購入)

 

これは感覚的なものになりますが、ネットとかでボロカスに評価されている格安のドックフードは300円/kg〜、プレミアムドックフードと呼ばれるものは2,000円/kg〜くらいの価格帯となるのでニュートロナチュラルチョイスのグレードは中間くらいの位置ですね。この価格帯でこの配合設計であればコスパは良いのでは?と言う感想

 


ニュートロナチュラルチョイスのアレルギー対策・成分表示表・粒の大きさを紹介

最近ではアレルギー対策を気にする飼い主さんが増えてきました。グレインフリーやグルテンフリーのドックフードが流行っていますよね。

 

グレインフリー:グレイン(穀物)が入っていない。穀物とは米・麦・トウモロコシなど

グルテンフリー:小麦やライ麦由来のタンパク質を使用していない

 

アレルギーに関して勘違いしている飼い主さん多いのでちょっと補足しておくと、確かに穀物や小麦などはアレルギーになりやすい傾向はあります。ただアレルギーとはどんなタンパク質であっても発症する可能性があります。鶏、豚、牛、魚、、、何でもです。

 

現時点で特にアレルギーがないのであれば過度に心配する必要はありません。もし皮膚が赤くなる、痒みがでてカキカキしている、そんなアレルギーが疑われる行動が見られた場合はドックフードを切り替える、症状が酷ければ獣医師に相談するなど対処しましょう。

 

重要な事は愛犬に与えているドックフードの主要な成分を把握しておく事ですね!これを把握していないともし何か起こった時に『何が原因なのか?』がわかりません。と言うわけで成分表示表はしっかり見ておく事をオススメしますよ!

 

ではニュートロナチュラルチョイスの成分表示表と粒の大きさを見ていきましょう。

ニュートロナチュラルチョイス(チキン&玄米) 小型犬用の成分表示表と粒の大きさ

原材料

チキン(肉)、チキンミール、大麦(食物繊維源)、エンドウマメ、粗挽き米、玄米(食物繊維源)、鶏脂(オメガ6脂肪酸源)、タンパク加水分解物、米糠、オートミール、亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、ビートパルプ、チアシード、ココナッツ、トマト(βカロテン源)、乾燥卵、パンプキン、ケール、ホウレンソウ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) ミックストコフェロールで保存

 

成分保証値

タンパク質:24%以上 脂質16%以上 租繊維:3.5%以下 灰分:10%以下 水分:10%以下

 

おそらくドックフードの品質を気にされている飼い主さんが気にする部分としては、『チキンミール』かな。と予想します。ネット上で良くあるドックフードのランキング記事。ああ言ったサイトで『ダメな原料』として扱われていますからね・・・笑

 

チキンミールとは何か説明しておくといわゆるレンダリング原料です。人間の食用として適さない場所(加工残渣)などを熱処理加工して飼料原料として再加工しているものです。これは畜産・水産養殖の世界では良く使われている原料であり、間接的には人間だって食べています。

 

チキンミールが悪い原料なのかと言うと、プロの目線で言うと正直そこまで悪いものではない。わたしはレンダリング工場とかもよく出入りしていたので試しに食べた事もありますが、ポテトチップスみたいな味して結構美味しいです・・・笑

 

確かに何が入っているか不安。そういう気持ちは分からなくもないですが、資源の再利用という意味では個人的にはアリかな。って意見ですね。

 

粒の大きさはこんな感じ。我が家のミニピンのビビちゃんが対象ですが体重3.3kgとなります。小粒ですし小型犬全般食べやすいサイズかと思いますよ。

ニュートロナチュラルチョイス(チキン&玄米)小型犬用粒サイズ

 


ニュートロナチュラルチョイス(チキン&玄米) 中型犬〜大型犬用の成分表示表と粒の大きさ

原材料

チキン(肉)、玄米(食物繊維源)、モロコシ、粗挽き米、チキンミール(グルコサミン、コンドロイチン源)、エンドウマメ、オートミール、鶏脂*(オメガ6脂肪酸源)、タンパク加水分解物、亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、ビートパルプ、大麦、チアシード、ココナッツ、トマト(βカロテン源)、乾燥卵、パンプキン、ケール、ホウレンソウ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) *ミックストコフェロールで保存

成分保証値

タンパク質:20%以上 脂質12%以上 租繊維:3.5%以下 灰分:10%以下 水分:10%以下

 

注目すべきは小型犬用と配合内容が異なるという事。チキンミールの記載順が小型犬用よりも後に表示されているので、動物性タンパクの割合が低くなっており、実際にタンパク質の保証値も小型犬用24%以上に対して20%と低くなっています。

 

原価的には小型犬用の方が配合内容良いはずですね。なんでそうなっているのか謎ですが、おそらくニュートロの原産国はアメリカ。あっちは大型犬多いのでコストの問題で若干配合内容を落としている・・・そんな気がします。

 

タンパク20%はやや低い気もしますが、全米飼料検査官協会(AAFCO)のの栄養基準だと成犬の維持期に必要な要求量は18%なので、一応はクリアしていますね。

 

ちなみにAAFCOの基準ってドックフードランキングなどではやたらと強調してきますが、あまり気にしなくて良いです。成分値は配合設計いじればいくらでも調整できます。タンパク質で言えば上げようと思えば大豆など植物タンパクで調整すれば良いだけ。AAFCOはあくまでも成分値のみの基準値で、原料が何かまでは言及していません。

 

今ってネットで評価される時代。AAFCO基準から大幅に外れているものはネットでボロカスの評価されますし、そもそもAAFCOの基準満たす事って簡単なので、それなりの価格帯のものは基準満たしています。

 

中型犬〜大型犬に良いドックフードかと聞かれれば・・・運動量かなり多いわんこだと微妙かな?という印象ですね。タンパク20%はやはりちょっと低い。逆にそこまで運動量が多くないわんこであればコスパ良いですし、アリじゃないかな。中型犬以上は食べる量も多くなりますし、価格もドックフード選びには重要な要素です。

 

愛犬の性格・生活環境を踏まえこのドックフードを与えるか(与え続けるか)考えてあげて下さい。

 

中型犬〜大型犬用の粒サイズはこんな感じ。小型犬用と比べてかなり大きくなっています。比較は我が家のウィペットごまちゃん。約12kgです。

ニュートロナチュラルチョイス(チキン&玄米)中型〜大型犬用粒サイズ

 


ニュートロナチュラルチョイスを安全性の高いドックフードと価格比較してみる

最後に安全性が高いと言えるドックフードとニュートロナチュラルチョイスの価格を比較してみましょう。

 

ドックフードの安全性についてはこちらの記事にて詳しく紹介していますが、ドックフードって成分表示表・製造工程などの情報が非常に少ない。そんな中から安全性の高いものを判断するのは難しい。

 

安全なドックフードとは?これをプロ目線で判断するのであれば、『原材料表記が割合(%)まで表示されているか?』『製造工場がISO22005を認証しているか?』『製造工程を公開しているか?』ポイントはこの3つですね。このどれかに該当するドックフードは信頼できると判断しても良いかと思います。

 

海外製 国産
ニュートロ(3kg) オリジン(2kg) モグワン (1.8kg) おさかな(1kg) このこごはん(1kg) うまか(1.5kg)
約1,050円/kg 通常価格:3,850円/kg 通常価格:2,420円/kg 通常価格:3,300円/kg 通常価格:3,850円/kg 通常価格:3,652円/kg
定期:なし 定期:- 定期:1,936円/kg(最大) 定期:2,970円/kg 定期:3,278円/kg 定期:2,922円/kg(最大)
定期ない商品もあり

※送料無料

 

 

 

 

・定期条件

1個:10%OFF

2個以上:15%OFF

6個以上:20%OFF

※3個以上だと送料無料、2個までだと別途704円(税込)

・定期条件

2個:10%OFF

※送料無料

 

 

 

・定期条件

2回目以降は2袋で15%OFF

※送料別途850円

 

 

 

・定期条件

1個:10%OFF

2個以上:20%OFF

※3個以上だと送料無料、2個までだと別途935円(税込)

 

  公式サイト
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残念がらニュートロはその条件には当てはまりませんが、kg単価1,050円くらいでこの内容であればコスパは良いと思いますよ!

 

最終的なニュートロの評価ですが、小型犬用に関しては少し様子を見ても良いかな?と思っています。ただ中型犬用に関しては購入するのは今回のみですね。ウィペットは運動量多いので、ちょっと成分的に不安がある。

 

では今回はここまで。ちなみに我が家ではフードローテーションって訳ではありませんが、色々なドックフードを与えています。また何か良いドックフード、気になるドックフード見つけたら紹介してみますね!!

 

ではこちらの記事がドックフード選びに参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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