わんこのお迎え方法には様々なルートがありますが、ペットショップやブリーダーからお迎えした場合、今まで与えていたフードを勧められる。そしてお迎え後も同じドックフードを与える事が多いですよね。
最近のペットショップだと数ヶ月分の子犬用ドックフードもセットになっている事もあります。
しかし悩むのがドックフードを子犬用から成犬用に切り替える時ではありませんか?一体どんなドックフードにすれば良いのか?そもそもいつから成犬用に切り替えれば良いのか??多くの飼い主さんが悩むはずです。
今回はそんな疑問について解説していきます。
目次
子犬用から成犬用ドックフードに切り替える目安|正しい切替時期を知るオススメの方法
ではまず子犬用から成犬用のドックフードに切り替える目安を紹介しておきます。
犬のサイズ | 切替時期 |
超小型犬〜小型犬 | 生後6〜9ヶ月 |
中型犬 | 生後12ヶ月 |
大型犬 | 生後18ヶ月 |
超大型犬 | 生後24ヶ月 |
ただしこれはあくまでも目安。個体差もありますので絶対ではありません。切替時期を正しく知るオススメの方法ですが、ほぼ全ての飼い主さんは狂犬病・ワクチンの摂取のために動物病院へ行くはずです。
そこでついでに獣医師に聞く!!これが間違いない方法です。
動物病院に行くと体重を計測されて、しっかり育っているか確認してくれるはず。その時にいつくらいから成犬用に切り替えれば良いか聞いてみましょう。
と言うのもパピー用のドックフードって成犬用に比べて高カロリーで栄養価が高く設計されています。適切な切替時期を過ぎて子犬用を与え続けると・・・肥満の原因になるんですよね。
逆にあまりにも早く切り替えると必要な栄養素が足りないので、健康な体にならない。
わんこには個体差があるので、絶対にこの時期!ってのはありません。なので狂犬病・混合ワクチン摂取時についでに獣医に聞いてみる。これが最適です。
実際に我が家のウィペットごまちゃん。中型犬なので推奨されている時期は12ヶ月ですが、10ヶ月くらいで成犬用に切り替えています。もちろんこれは通っている動物病院の獣医師と相談した上で決めています。
では子犬用から成犬用に切り替える際、どんなドックフードを選べば良いか?
では成犬用のドックフードに切り替えよう!!そう思ってもドックフードの種類って無数にありますよね・・・
高いものから安いものまで、一体どれが良いのか??これは悩むはずです。ただ飼い主としてドックフード選びで一番重要視するのは『安全性』ではないでしょうか??
実はわたし飼料メーカーで10年以上働いており、飼料の配合設計を毎日のようにしていました。なのでドックフードの良し悪しは大体わかるのですが・・・普通の飼い主さんは『安全なドックフード』と言ってもどれが安全なのかわからないと思います。
安全なドックフードを選ぶ方法として一番簡単なのはやはり『価格』です。ドックフードは激安のもので300円/kgくらい。一般的なもので1,000円/kg。プレミアムドックフードと呼ばれる高品質なもので2,000円/kg〜。だいたいこんなイメージ。
値段が全てではありませんが、高価なものは原材料にこだわっており、安全性にも配慮している率は高い。これは間違いありません。
ただ結構あるのがペットイベントとかで出店しているマイナーなドックフード。手作り感、安全性をアピールしているが原料表示や粒を見ると・・・ただのショボいドックフードって事があるんですよね(笑)(もちろん良いドックフードもありますよ!!)
一応こちらに安全なドックフードは何ぞや?という内容の記事を書いてみましたので興味がある方は読んでみて下さい。
ちなみに私のイチオシは金虎 おさかなです。これ良いですよ。
子犬用から成犬用のドックフードに切り替える際は少しずつ混ぜて慣れさせる
ではどのドックフードに切り替えるか決まった。そこから切り替える方法ですが、すぐに切り替えるのではなく、今まで与えていた子犬用に少しず成犬用のドックフードを混ぜて慣れさせるようにしましょう。
目安としては最初は1割程度の成犬用ドックフードを混ぜる。特に問題なさそうなら翌日は2割に増やしてみる。そんな感じで徐々に成犬用の割合を増やしていき、1週間程度を目安に完全に切り替えて下さい。
また切替が問題なく完了してもしばらくの間は注意深く愛犬の様子を見てあげて下さい。理由は『アレルギー』が発症する可能性があるから。今までと違う原材料のドックフードを与える事になるので、もしかしたらアレルギーの原因となる原料が含まれている可能性があります。
アレルギーを発症すると皮膚が赤くなる。痒がる。など何か異変があるはず。そんな場合はすぐに新しいドックフードをストップ。とりあえず子犬用に戻して獣医師に相談するようにしましょう。
では今回はここまで。こちらの記事があなたと愛犬に役立てれば幸いです。