よく犬を飼うと夫婦仲が良くなる、って意見があります。なぜ夫婦仲が良くなるのか?その理由で代表的なものは・・・
- 夫婦の会話が多くなる
- 夫婦で過ごす時間が多くなった
- 夫婦喧嘩が少なくなる(犬が喧嘩を仲裁する)
だいたいこんな感じですね。我が家では夫婦と犬3匹(子供はいない)ですが、ほぼ同意。確かに犬の存在で夫婦仲は良好。子供がいないってのもありますが、会話はほぼ犬についてですし、お出かけは犬が行ける場所に夫婦揃って連れて行く。たまに夫婦喧嘩していても犬が心配そうにしている、または空気を読まずいつも通り暴れ回っている。そんなのを見ていると馬鹿らしくなり喧嘩を止める。
間違いなく犬の存在が夫婦仲を良くしている。それはあります。
ただこれ全て夫婦に当てはまる訳ではない。実際に親戚宅では犬が原因で逆に夫婦仲が悪くなっているケースもあります。つまり犬を飼ったからと言って全ての夫婦が仲良くなる訳ではない。
ではどんな夫婦であれば犬を飼うと夫婦仲が良くなるのか?実体験を踏まえ解説していきます。
目次
犬に対する価値観(時間・お金・手間)が一致する夫婦なら仲は良くなる
結論から言うと犬に対する価値観が同じであれば夫婦仲は良くなるかと思います。当然ですが犬は可愛いだけじゃない。お金も掛かりますし、世話するのに手間も掛かる。
男性だと多くの場合、平日月曜日〜金曜日まで働いていますよね。日本のサラリーマンの平均帰宅時間って20時〜21時が一番多く約50%と言われています。結構拘束時間長いですよね・・・
疲れて帰宅して休みたい所ではあるが、そこから散歩に行く。トイレの掃除とかできるのか?犬とスキンシップを取る元気があるのか?
また休日は思いっきり寝たい。趣味に時間を使いたい。犬はそんなの関係ありません。犬のために休日を使ってあげられるか??
女性だって同じですよね。今は共働きも多いですし、仮に専業主婦であっても犬がいると家事の量は間違いなく増えます。自由にお出かけもしにくくなる。特に仔犬の頃(パピー期)は想像以上に大変です。
このような大変な事を夫婦でお互いが協力し合って楽しくできるのであれば間違いなく夫婦仲は良くなります。
とか言っていますけど、こんなの実際は犬飼ってみないとわからないと思います・・・笑
私も今でこそ犬に全てを捧げるような生活していますが、元々は犬が特別好きって訳じゃありませんでした。実家では猫飼っており、動物全般好きな部類でしたが、どっちかと言うと猫派でしたし・・・
はっきり言って衝動買いで犬をお迎えしましたが、犬を飼うってここまで生活が一変するとは想像していませんでした。そして何よりこんなに犬って愛おしいのかと。犬と一緒にいる時間を少しでも増やそうと転職までしていますからね(笑)
まあ我が家の場合は人間の子供がいませんので、余力を全て犬に捧げる事ができます。子供の代替って訳じゃありませんが、子供みたいに考えているってのは正直あります。
(ちなみに過去には不妊治療とかした事もあったが子供出来なかった。それを気にしていた時期もあるが、今は犬の存在があるので全く気にならない。)
世の中には色々な人がいます。根本的に動物の世話が嫌い(生理的に無理)な人もいます。私なんかうんちの掃除大好きですが、絶対に無理って人もいる。趣味の時間は絶対削りたくない。家を汚されるのが耐えられない。
夫婦どちらかがそういうタイプなら夫婦仲はむしろ悪化する。
親戚の家がまさにそんな感じなんですよ。夫側が家が汚されるのが耐えられないタイプ。なので自分の部屋はもちろん、リビングに犬を入れるのもダメ。もちろん世話なんかしない。そうなってくると逆に夫婦仲は悪くなってしまうのは明白ですよね。
犬を飼う前に必ず犬に対する考え方は確認しておきましょう。家族1人でも反対するならやめておいた方が良い。じゃないと人も犬も不幸になります。
夫婦で犬に対する価値観が同じでも喧嘩はある|喧嘩の原因はほぼ犬について
では夫婦で犬に対する価値観が同じであったら喧嘩が無くなるのか??
これは微妙なところで、良い意味で喧嘩は結構します・・・(笑) 原因はたいてい犬の事ですね。
例えば留守番をフリーにするかケージにするか、そう言う意見の食い違いが多い。それで喧嘩になる事は結構あります。お互い犬に関しては本気ですからね。
フリーかケージってのもどっちが正解なんてない。自由度で言えばフリーですし、安全度で言えばケージ。こんな事で度々喧嘩します。
ただ冒頭でも言いましたが、夫婦喧嘩していると犬が仲裁する、ってのは確かにある。謎に擦り寄ってきたり、怯え出したり・・・それで馬鹿らしくなり喧嘩はやめちゃいます。
犬を飼って夫婦仲が良くなった実例|子なし夫婦の場合
子なし夫婦が犬を飼うと夫婦仲が良くなったケース。まあこれは我が家の事なのですが・・・(笑)
どんな感じで夫婦仲が良くなったかを紹介しておきましょう。
記事内でもチラッと言いましたが、我が家には子供がいません。と言うか出来ませんでした。別に子供が欲しいから結婚した訳ではないのですが、やはり同年代の友人の出産報告などは辛いものがありました。
特に嫁さんはそうですね。そんな事気にしなければ良いのに、私の親に対して申し訳ない、、、みたいな気持ちもあったようです。
そして夫婦仲自体は悪くは無かったのですが、長年夫婦をやっていると辛い時期もあります。我が家だと私が無職になった時とかですかね。金銭的にもキツくなり余裕がなくなる。お互い言葉には出しませんが、『離婚した方がお互いのためなんじゃ・・・』と一度は思っていたはずです。私自身思った事ありました。
そこで犬の存在ですね。愛おしくてたまらない犬がいる。我が家の愛犬は絶対に幸せにしないといけない。これは夫婦の共通認識ですので、辛い時期は犬のおかげで乗り越えられた。これは間違いなくあります。
あとこれは子なし夫婦特有の問題だと思うのですが、犬をまだ飼っていなかった時って夫婦仲は悪くなくても変化のない日常に不安を覚える。子供がいないので想像となりますが、子供がいれば子供が成長するに従って生活に変化があるじゃないですか?
それがない。日常が楽しくない訳じゃないのですが、ずっと同じ感じでこのままで良いのか?かと言ってどうやっても変化しないが・・・みたいに感じてしまうんですよね。
犬を飼うとこれが一切なくなりました。毎週末は犬が行ける場所で楽しそうな場所を探す。将来的にどんな暮らしをしたら我が家のわんこ達が楽しいか、などを語る。現在、そして未来の話もなんかワクワクするようになった。
まあ、仮に犬飼っていなくても離婚はしていないとは思いますけどね(笑)面と向かっては恥ずかしくて言えませんが、私は嫁さん世界一愛していますし、何だかんだで辛い時期があっても乗り越えてたとは思います。犬がそれをちょっと助けてくれただけ、でしょうかね。
と、こんな感じで我が家では夫婦仲は良くなっていきました。
子供がいる夫婦の方には参考にならないかも知れませんが、犬に対する価値観が同じであれば夫婦仲は良くなると思いますよ!
そして大事な事なのでもう一度言いますが、根本的に犬が嫌い、って人はいます。それはもう性格なので仕方がない。家族の中で1人でも犬が嫌いで飼うのを反対しているのであればやめた方が良いです。その辺りをしっかり確認してから犬をお迎えするか判断して下さいね。
では今回はここまで。
あ、犬をお迎えする方法として色々とあります。最近では『保護犬』をお迎えするのも選択肢の一つとして知られるようになりました。確かにこれは不幸な犬を1匹でも減らす良い事です。ですが、特にはじめて犬を飼う場合は慎重に考えて下さい。それについては別記事にて