断言します。多頭飼いが苦労2倍、楽しさも2倍ってのは嘘です。

ネットで『多頭飼い』と調べると苦労2倍、楽しさも2倍、そういう表現をしている記事をよく見かけますが、あれは嘘です。

私は猫は5匹、犬は2匹多頭飼いした経験あります。

その実体験からこれは断言できます。

苦労も楽しさも2倍どころではない。

結論から言うと苦労も楽しさも2倍どころではない。数倍です。

よくよく考えて見てください。

猫でも犬でも、1匹の時と、数匹でいる時では行動変わってきますよね。

1匹なら喧嘩相手いないですけど、2匹いれば喧嘩する時もあります。

1匹なら1人で寝るしかありませんが、2匹いれば一緒に寝たりもします。

苦労する事は2倍どころではありません。

楽しさ、癒しを感じる場面も2倍どころではありません。

実体験を踏まえ、多頭飼いで特に大変な事、良い事をまとめてみました。

しつけの難易度が上がる

我が家には先住犬はミニピンのびびちゃんがいました。

後にお迎えしたのがイタグレのはっち君です。

びびちゃんの場合、お迎えした直後はトイレなど失敗したことありましたが、今となっては成功率100％です。

これはトイレ成功した時に全力で褒める。そしてオヤツあげていたら完全に覚えました。

問題ははっち君。同じような方法でトイレ覚えるかと思いきや、トイレしているときにお互いに邪魔しに行くんですよね。。。

わんこって誰かがトイレしていると『何してるのー？』って感じで邪魔しに行きませんか？笑

これで邪魔されて中断、失敗。成功しても褒めるタイミングを見失う。

トイレ以外に、待て・お座りなんかもそうですが2匹一緒に教えるのはかなり難易度が高くなります。

片方ばっか褒めると拗ねるし、かといって両方褒めていたら何が褒められているのかよく分かっていない。

このように1匹の時には苦労しなかった事がたくさん出てきます。

ドックランが大変

ドックランも難易度が上がります。

ドックランではうんち回収、他のワンコと喧嘩していないか、マウンティングしていないかと様子を見る必要があります。

多頭飼いだと当然ながら難易度は上がります。

うんち見逃すのはマナー悪い飼い主と思われてしまいます。

自分の愛犬がマナー悪い飼い主のわんこ、そう思われるのは嫌ですよね？

我が家では基本的には嫁さんと私で1人1匹見るようにして対応しています。

たまーに1人で何匹も連れてきている人いますけど、あれ無理があると思います。

わんこの性格にもよりますが、1.5匹/1人ぐらいが限界なんじゃないかと。

先住犬の行動が変化する

飼い主の愛情を独占していた先住犬、2匹目がくることにより分散され嫉妬することも。

先住犬が構ってちゃんタイプだと苦労する場合が多いようですね。

我が家の場合、先住犬はおっとりタイプだったので、それに関しては特に問題なかったのですが、とても変化した事があります。

それは、、、、、太った！！

多頭飼いだと遊び相手が出来て運動量上がると思いませんか？

それはそうなのですが、普段のごはん、先住犬のびびちゃん、とられると思ってガツガツ食べるようになったんですよ。

元々は小食で規定量でも完食する事はほとんどありませんでした。

最初の頃はよく食べるようになって喜んでいたのですが、、、、

太りすぎ。。。。最近はダイエット中です笑

ムチムチなの可愛いんですけど、健康に悪いですもんね。。。

スレンダーびびちゃん

最近のびびちゃん笑

多頭飼いで良かったこと

わんこそれぞれ全く性格が違うのでやはり楽しい。

一緒に遊んでいる所、寝ている所などは本当に癒されます。

あと先住犬にも良かったかな、と思う事が『お留守番』の時に寂しくないという事。

↑　こちらの記事で紹介しましたが、やっぱりお留守番1人だと寂しいんですよ。先住犬のびびちゃんだけの時はFubo設置していなかったので、どんな様子だったのかわかりませんが、寂しい思いをさせていたかもしれません。

一度多頭飼いするとまた多頭飼いしちゃう説

これ私も嫁さんもそうなのですが、多頭飼いの経験者はまた多頭飼いしていまう事が多い、、、、そんな気がします。

知っているんですよね。多頭飼いは物凄く大変。

だけどそれ以上に楽しいって事を

最後に多頭飼いを悩んでいる人へのメッセージ