愛犬家の皆様は『ハーネスってどうなんだろう??』って思った事ありませんか?何となく『犬は首輪』みたいなイメージもあって最初は首輪を選択しがちですよね・・・笑
私もそうで今二匹のわんこと暮らしているのですが、お迎えした時からずっと首輪でした。しかし特にイタグレのはっち君がどうにも首輪は合わない。引っ張り癖があるので、首輪をした状態で引っ張ると苦しそうに『グエグエ』してしまう・・・
もちろんトレーニングによって引っ張り癖を改善するのが良い、それはわかっていますが中々難しい・・・
と言う訳でハーネスにしたら首への負担が少なくなるのでは??そう考えハーネスを試してみる事にしました。
目次
首輪からハーネスに変えようかと思った一番の理由|首への負担が心配
最大の理由は犬の負担が軽減された。これです。
我が家のミニピンビビちゃんですが、もしかしたら気管が弱いのかも?これは前から疑っていました。
散歩を終えて家に帰った後、しばらく咳き込む事が多く、もしかして首輪かな?そう思いハーネスを試してみた訳ですが、結果全く咳き込む事がなくなりました。
ちなみにビビちゃんですが、散歩中の引っ張り癖はあまりありません。首輪でも苦しそうにしている場面はあまりないのですが、散歩中に他の犬と遭遇した時、自転車が近づいてきた時、こういう場合はやはり興奮し多少首輪に締め付けられます。
人間が思っている以上に首輪の首への負担は大きいと言う事ですね・・・
一方でイタグレはっち君ですが、冒頭にも言いましたが引っ張り癖があります。
ただ引っ張るだけなら散歩がしにくいだけですが、怖いのは小型犬に気管虚脱という病気。首輪を引っ張る事による物理的な気管の圧迫は気管虚脱の原因の一つと考えられており、ハーネスはその予防に効果があると言われています。
気管虚脱の症状
- 咳をする事が多くなる
- 呼吸音が異常(ガーガーなどガチョウの鳴き声のような呼吸音)
- 末期の場合は呼吸困難となりチアノーゼとなる事も・・・
これが怖いのでハーネスにしたって感じですね!ハーネスにしたら引っ張っても『グエグエ』する事は少なくなった。首(気管)への負担が軽減されたのは間違いありません。
ハーネスのデメリットはあるのか??
しかしハーネスにもデメリットがあると言われています。それは・・・
首輪に比べてトレーニングに向かない
ハーネスは飼い主の指示を伝えにくく、しつけやトレーニングに不向き、そう言われています。特に引っ張り癖のあるわんこだとグイグイ引っ張っても苦しくならないため、悪い癖を助長させてしまう可能性があります。
あとは急に走り出したり、他の犬に向かっていく等の問題行動を起こした場合、首輪より制御がしにくいと言う意見も。
引っ張り癖があるわんこほど首に負担が掛かるためハーネスにすると負担軽減できる。でもしつけ面では首輪の方が良い、結局どうすれば良いんだ!?そう思っちゃいますよね笑
我が家のイタグレのはっち君は引っ張り癖あります。散歩好きすぎてグエグエ言いながら突き進んでいくタイプです。
何でそんなに苦しそうなのに引っ張るのか・・・
で、思ったのですが首輪にしても結局引っ張るのだったら、首に負担が掛からないハーネスの方が良いのでは?という結論に。実際にハーネスで散歩したところ、相変わらずグイグイ引っ張ってきますが、グエグエはなくなりました。
そして首が苦しくないのかいつもより楽しそうです笑
ハーネスのデメリットとして犬を制御しにくい、そう言われていますが、小型犬の場合はそこまで首輪と違わないというのが正直な感想です。しつけが完璧に出来ているのが理想なんでしょうが、出来ないものはしょうがない。
なので首への負担を軽減。そちらを優先しました。
ハーネスをネットで買うのは注意!試着してサイズを合わせた方が良い
ハーネスを購入する時の注意点として、実際に試着してサイズを見る方が良いです。というのもうちの2匹わんこ、4kgのミニピンと5kgのイタグレですが、同じハーネスなのにイタグレの方が1サイズ小さかったんですよ。
首輪だと首回りの長さ測るのは簡単なので、そこまでサイズ選びで苦労することはないですが、ハーネスは試着してみないとサイズ選び難しいと思います。
ネットで買うにしても、一度ペットショップ等で試着させてもらいサイズ確認する事をオススメします。
注意
サイズ合っていないハーネスはすっぽ抜けする可能性が高くなり危険です
犬のハーネスの種類
ハーネスと言っても様々な種類があるので代表的なものを紹介しておきます。
8の字型ハーネス|取り付けは簡単だが足の短い犬種だと抜けやすい
私が買ったものもこのタイプです。ちなみにこれ↓
よくハーネスって首輪に比べ取り付けが面倒、と言われますが、このタイプは結構簡単です。足に通す必要がないので、犬が嫌がる事も少ない。
ただし取り付けが簡単ですが、特にミニチュアダックスやコーギーといった足の短い犬種はすっぽ抜けしやすいので注意が必要です。
H型ハーネス|取り付けは面倒だが抜けにくく、引っ張る力を全体的に分散できる
H型のハーネスは8の字と比べ、足に通す必要があるので装着はややしにくく、また足を触られる事を嫌う場合もあります。
ただし引っ張る力が全体的に分散するというメリットがあります。
ベスト型のハーネス
ベスト型のハーネスは生地の面積が広いため、より力が分散されるのが利点です。またデザイン性も高いので、可愛いのが多いのも嬉しいポイントですね。
イージーウォークハーネス
ハーネスは引っ張り癖を助長してしまう可能性がありますが、このハーネスはとリードを繋ぐ部分が胸元についているため、他のハーネスに比べ引っ張りを防止できるという特性があります。
しつけ用としても使えるハーネスですが、皮膚が擦れやすいという口コミもよく聞くため、場合によっては皮膚の擦れ対策をする必要があります。
代表的なものを紹介してましたが、その他にも色々なハーネスがあります。例えば擦れる事の痛みや拘束感を与えないよう設計された独自設計のハキハナハーネスなど。
首輪とハーネス、両方使ってみた感想|シーンによって使い分けが良い
というわけで今回はハーネスについて紹介してみました。結局どっちが良かったか?これは状況によってなんとも言えないのですが、両方持っていて使い分けが良いかな。と感じています。
例えば普段の散歩にはハーネスを使って首に負担がかからないようにする。ペットイベントなど人が多くてペットカートを使う場合は首輪にする。ハーネスは脱着が面倒なのでドックランに行く場合も首輪の方が便利だったりします。
我が家ではメインはハーネスになりました。その理由は首への負担はもちろんですが、2匹共ハーネスの方が楽しそうに散歩している、ってのが最大の理由ですね!!でも状況によっては首輪も使います。
ハーネス、悩んでいる方は是非一度検討してみて下さい。
ちなみにハーネスは良いとして、リードを何にすれば良いの??って悩む方も多いと思うのですが、めっちゃ良いリード見つけました。ハーネスプラスこのリードでかなり衝撃吸収。首への負担が軽減されると思いますよ!これについては別記事で紹介しておりますので良かったら参考にしてみてください。